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鏡の法則(サンマーク出版)野口嘉則

Book Summary
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レビュー

「自分の人生の現実は、自分の心を映し出す鏡である」そしてこの鏡の法則といわれているものは、「良い思いは良い実を結び、悪い思いは悪い実を結ぶ」という原因と結果の法則の機能によって現れたものです。ジェームズ・アレンによって出された原因と結果の法則(邦訳)という本は、今では成功法則の源流とされていますが、鏡の法則という考え方は、ここから出てきていると思われます。原因と結果の法則は、原因である心の中の思いを良いものに変えていけば、現実も良いものに変えることが出来る。

鏡の法則と必然の法則

鏡の法則の元にある原因と結果の法則ですが、これはひとつの方向性をもっています。それが、必然の法則というものです。人生で起こる問題は何か大切なことに気づかせてくれるために起こっている。偶然に起こるものではなく、今の自分にとって大切な何かに気づかせてくれるために起こっているものであるということを必然の法則といっています。そして、それを解決すれば、私たちは成長できるというものです。成長していくという方向性が決まっているならば、時間はかかるとしても、問題に取り組めば必ず解決できるということになります。必然の法則があり、必ず解決出来ると信じれば、勇気も湧いてくるのではないでしょうか。鏡の法則と必然の法則の2つを静かに深く見つめていくなかに、解決策のヒントがあるのです。その解決方法は、鏡の法則の本のなかでは、ゆるすための8つのステップとして具体的に紹介されています。

本書のPoint 
鏡の法則で人間関係を変える
鏡の法則の中に出てくる人間関係を変える方法として、ゆるすための8つのステップが挙げられています。ゆるせない人をリストアップする。
・感情を吐き出す。
・行動の動機を探る
・感謝できることを書き出す。
・感謝の言葉を復唱する。
・謝りたいことを書き出す。
・学んだことを書き出す。
・宣言する。
となっていています。
詳しくは書籍をお読みいただければと思いますが、人生の悩みの大半は人間関係の悩みであると言われています。そして、人間関係の悩みは、相手を理解できない、または、理解しようとしないところから出てくることがほとんどです。
鏡の法則を正しく活かすための3つのポイント

結果がすべてではない
結果がすべてではないというのは、決して結果を気にすることなどないとか、結果に価値がないと言っているわけではありません。原因と結果の法則は、あなたの成長にとって、今の段階で最適なものを与えてくれています。これを信じられなければ、原因と結果の法則が成り立たないので、話の進めようがないのですが、このように考えることで困ることはないと私は思ってます。あなたの求めている結果と違っていたとしても、常に原因である心の中の思いを良くしていこうとする考え方はとてもポジティブなものです。結果というものは、成長していくなかでは、あくまでも途中経過でしかありません。それを忘れなければ、さらに良い結果が得られることになるでしょう。

心の奥にある思いに気づく
「鏡の法則」は自分の心と向き合うことがなければ理解できません。「すべての原因は自分の心の中にある」といっても、自分の心の中にあるものが分かっていなければ、原因と結果の法則も鏡の法則も成り立ちません。「鏡の法則とは」というと、鏡のように投影された世界というような言葉で説明されることもありますが、本人にとっては、単純に分かるように見えるわけではありません。思いにも、表面的な考えから、長く持ち続けた考えが深く心の奥にしまい込まれている場合もあり様々です。鏡の法則を活かすには、静かな時間の中で、素直に自分の心と向き合う必要があります。

「善悪」では判断できない問題もある
鏡の法則を活かすところで、自己責任について少し説明しましたが、問題を考える時に、「この問題はあなたに原因があり、あなたに悪いところがあって起こっているのだから、そこを改めなさい。」という解釈をしてしまうと、自分を責め、罪悪感を抱える原因にもなっていまいます。問題の分離が大切である。
本書の目次

◎鏡の法則
◎あなたの人生に幸せをもたらす解説とあとがき
・感動だけでは終らないために
・人生は自分の心を映し出す鏡
・困難な問題が教えてくれるメッセージ
・ゆるすとはどうすることなのか?
・ゆるす前にやるべきこと
・親との間に境界線を引けない人たち
・子どもをコントロールしようとする親
・親と子が自立するために通る関門
・どうやって境界線を引けばいいのか
・自立のプロセスを妨げる罪悪感
・たがいの幸福に関心をもち過ぎないこと
・感情を吐き出すこと
・子どもへの最大の贈り物
・ゆるすための8つのステップ
・ゆるせない自分をゆるす
・あなたの幸せな人生の実現のために

著者・出版

著者:  野口 嘉則(Yoshinori Noguchi)


・「自己受容」「自己実現」「家族関係」の専門家
・プロコーチ、心理カウンセラー、作家
高校時代は対人恐怖症に悩むが、大学入学後、心理学と東洋哲学の研究・実践によってそれを克服。(株)リクルートへの入社を経て、後にメンタルマネジメントの講師として独立する。その後、家族療法・夫婦療法、認知行動療法、来談者中心療法などの心理療法を学び、1999年に心理カウンセラーとしての活動を始める。さらに、ユング心理学、トランスパーソナル心理学、ハインツ・コフートの自己心理学も取り入れて、クライアントの問題解決だけでなく、自己受容・自己確立・自己実現をサポートするセッションを提供する。2003年にはプロコーチとしての活動も始め、心理学の手法を使ったコーチングの第一人者となる。

主な著書に、ミリオンセラーになった『鏡の法則』(総合法令出版)の他、『「これでいい」と心から思える生き方』、『3つの真実(文庫版)』、『心眼力』、『人生は引き算で輝く』(サンマーク出版)、『幸せ成功力を日増しに高めるEQノート』(日本実業出版)などがある。

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