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論語と算盤 (角川文庫)渋沢栄一

レビュー 渋沢栄一は、幕末から明治・大正・昭和までを生き抜いた起業家です。 明治時代には、大蔵省を経て、起業家として約480社の会社設立に関わり、「日本資本主義の父」と呼ばれています。 みずほ銀行や王子製紙、帝国ホテル、キリンビール、アサ...
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吾人の任務(東洋経済新報社)堀義人

レビュー グロービス学長の堀義人さんが書かれた本書は、堀さんの自伝です。本書はよくある自伝のように成功体験がツラツラと書かれている本ではありません。 著者が「見て、聞いて、感じたもの」がそのまま書かれていました。失敗話や苦労話、紆余曲折す...
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武士道(PHP研究所)新渡戸稲造

レビュー 「武士道」は 今まではなんとなく日本に存在していた文化としての武士道を、新渡戸が体系化したのでした。<なぜ新渡戸は「武士道」を書いたのでしょうか?>それはあるベルギーの学者との会話がきっかけだったそうです。「日本には宗教教育が...
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熟達論(新潮社)為末大

レビュー 為末大さんが書かれた熟達論は、マラソンの高橋尚子さん、将棋の羽生善治さん、車いすテニスの国枝さん、IPS細胞の山中伸弥さん、ジャパネットの高田社長など数々の超一流の達人に取材して見出した極意が纏められている。宮本武蔵の五輪の書...
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幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語(ダイヤモンド社)ジョン・P・コッター

レビュー 「素直な心」が道をひらく幸之助は、いくつもの逆境をくぐり抜け、自分の夢を組織の夢に、さらに社会に奉仕する夢にまで高めた。『利益をあげているということは、社会に奉仕、貢献できている証である』という幸之助独自の利益観も意義深い。本...
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ウブントゥ 自分も人も幸せにする「アフリカ流14の知恵」(パンローリング)ムンギ・エンゴマニ

レビュー ノーベル平和賞を受賞されたデズモンド・ツツ大主教のお孫さんがアフリカで代々受け継がれてきた教えとその知恵でアパルトヘイトと言う大困難に立ち向かい、見事にそれを打ち砕いた貴重なお話が本書には詰まっています。本書では、アパルトヘイト...
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信念に生きる――ネルソン・マンデラの行動哲学(英治出版)リチャード・ステンゲル

レビュー 「ネルソン・マンデラ」と聞くと、歴史の教科書に載っていた人物、というイメージが強いかもしれませんが、実は、マンデラさんはアフリカ諸国には大変珍しく、また幸運なことに95歳まで生き続け、その生涯の幕を閉じたのはつい一昨年(2013...
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サービスを制するものはビジネスを制する(東洋経済新報社)山口英彦

レビュー ▼サービスとは? 問題や要望を携えた顧客が経験を通して、問題が解決したり気分が変わるビジネス活動をサービスというという。 サービス業などというものは存在せず、どの業界もサービスと関わりがある。その割合が多いか少ないかにすぐな...
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志を育てる (東洋経済新報社) 田久保善彦

レビュー 本書は、現在日本では、社会の成熟化が進み、少子高齢化、経済のゼロ成長といった、厳しい状況に入っており、先行きが非常に不透明な状況だ。そのような状況下で「自分とは何を付加価値として世の中に還元するのか」「何のために働くのか」といっ...
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ビジョナリーカンパニー 2 – 飛躍の法則(日経BP社)ジム・コリンズ

レビュー 「ビジョナリーカンパニー 2」とは大ヒット名著ビジョナリーカンパニーの続編です。 初作での主題は「企業の生存において最も重要なことは、基本理念を持つこと」でした。第2弾として発売された当書籍では、企業の生存だけでなく、さら...
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