Oracle Partitioning(パーティショニング)は、表や索引を小さく管理しやすいコンポーネントに分割できるEnterprise Editionオプション機能です。パーティショニングは、Oracle8から提供された機能で、アプリケーションからは1つの表として見えるデータを分割して管理する手法です。論理的に区分けしたものを「パーティション」と呼び、データの特性や利用目的に合わせて、期間や範囲といった論理単位でデータを分割できます。データを分割することにより、特定の条件に限定して検索を行う場合など、表全体から検索せず条件に合致する分割データのみを検索すればよいのでパフォーマンスが向上します。例えば、2010年〜2013年までの蓄積データをパーティショニングで年単位で分割した場合、2012年3月を検索する場合、2012年の分割データのみを検索すればよいためパフォーマンスが向上します。
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