自動データベース診断モニターとよばれるADDM(Automatic Database Diagnostic Monitor)は、Oracle Databaseに組み込まれている自己診断ソフトウェアです。ADDMで自動ワークロードリポジトリ(AWR)に取得されたデータが調査および分析され、Oracle Databaseに発生する可能性のあるパフォーマンスの問題を判別します。その後、パフォーマンスの問題の根本的な原因を含む場所が特定され、問題修正のための推奨事項を提示し、予測される利点を定量化します。ADDMの出力結果は、Oracle Enterprise Managerから確認出来ます。またOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)環境でも、ADDMを使用してスループットパフォーマンスを分析できます。
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