PLSQL_OPTIMIZE_LEVELは、PL/SQLライブラリユニットのコンパイルで使用される最適化レベルを指定します。このパラメータの設定が高いほど、コンパイラはPL/SQLライブラリユニットをより最適化しようと試みます。
『0』 Oracle9iおよびそれ以前のリリースの評価順序を保持し、それらの副次作用、例外およびパッケージ初期化のパターンも保持します。また、BINARY_INTEGERおよびPLS_INTEGERの新しいセマンティクスIDを削除し、整数表現を評価するためのルールを以前のルールに戻します。コードの実行は、Oracle9iと比較して多少高速化されますが、レベル0を使用すると、Oracle Database 10gで得られるPL/SQLのパフォーマンス・メリットの大半が失われます。
『1』 PL/SQLプログラムに幅広い最適化(不要な計算や例外の削除など)を適用しますが、元のソース順序からのソース・コードの移動は、通常実行しません。
『2』 レベル1より幅広い最新の最適化手法を適用します。これには、ソース・コードを元の位置から比較的遠くまで移動する変更も含まれる場合があります。通常は、レベル2を指定します。
『3』 レベル2より幅広い最適化手法を適用すると、特に要求していない手法が自動的に含まれます。
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