共有サーバ構成と初期化パラメータ
問題: 共有サーバ構成に関する説明として正しいものを選びなさい。
a. SHARED_SERVERS初期化パラメータでは、ORACLEインスタンスが起動するときに同時起動する共有サーバプロセスを設定するが、常にその数の共有サーバプロセスが起動するわけではなく、アイドル状態になると自動停止する。
b. DISPATCHERS初期化パラメータで指定されたディスパッチャはプロセスがビジー状態になっても自動追加されない
c. ディスパッチャを手動追加すると起動済みのディスパッチャと追加起動されたディスパッチャで負荷が均等になるように自動調整される
d. V$SHARED_SERVER_MONITORビューでは、共有サーバ接続によるセッションのみが表示される
解答:[ b ]
共有サーバ構成に関わる初期化パラメータを以下に示す。
■DISPACHERS:ディスパッチャ初期数。プロトコルごとにディスパッチャを構成する。ビジー状態になっても自動追加されない。手動追加は可能である。
■MAX_DISPACHERS:ディスパッチャ最大数。プロトコルごとではなくインスタンス全体での最大数。
■SHARED_SERVERS:共有サーバプロセスの初期数。ビジー状態になると自動で最大数まで起動。
■MAX_SHARED_SERVERS:共有サーバプロセス最大数。
■LOCAL_LISTERNER:ディスパッチャを登録するリスナーアドレスを指定する。
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