DataPump(expdp/impdp)について

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DataPump(expdp/impdp)について


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DataPump(expdp/impdp)について



本項では、DataPump(expdp/impdp)について説明します。

Oracle 10gからは、オリジナルのエクスポート/インポートユーティリティと類似した、「Data Pump Export/Importユーティリティ」が標準でバンドルされるようになりました。機能はオリジナルに似ていますが、性能面、操作性などData Pump Export/Importユーティリティを使用することにより得られるメリットは大きいです。なお、オリジナルのエクスポートおよびインポートユーティリティは、Oracle Database 11gからは原則としてサポートされなくなったので、今後はData Pumpを使用する場面が増えてくると思われます。DataPumpの使用方法は、『DataPump(expdp/impdp)を使用したデータ移行手順』で紹介しておりますので興味があるかたは参考にしてください。

DataPump(expdp/impdp)には、以下の5つのモードがあります。
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  全体モード

  スキーマモード

  表領域モード

  表モード

  トランスポータブル表領域モード※

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※トランスポータブル表領域モードは異なるデータベースのデータファイルを移行する際のモードです。使用するには対象表領域をread onlyモードにする必要があるなど、さまざまな制約があります。


〜エクスポート(Data Pump Exportユーティリティ)〜
Data Pump Exportは、ダンプ・ファイル・セットと呼ばれる一連のオペレーティング・システム・ファイルにデータおよびメタデータをアンロードするためのユーティリティです。ダンプ・ファイル・セットは、Data Pump Importユーティリティによってのみインポートできます。ダンプ・ファイル・セットは、同一システムでインポートするか、または別のシステムへ移動してそのシステムにロードできます。オリジナルのエクスポート・ユーティリティ(exp)と類似していますが、これらは完全に別のユーティリティであり、これらのファイルは互換性がありません。



〜インポート(Data Pump Importユーティリティ)〜
Data Pump Importは、エクスポート・ダンプ・ファイル・セットをターゲット・システムにロードするためのユーティリティです。ダンプ・ファイル・セットは、表データ、データベース・オブジェクトのメタデータ、制御情報を含む1つ以上のディスク・ファイルで構成されています。また、ダンプ・ファイルを介さずに、ソース・データベースから直接ターゲット・データベースをロードするために使用することもできます。これによって、エクスポートおよびインポート操作を同時に実行でき、操作にかかる時間を最小限にできます。これはネットワーク・インポートと呼ばれます。オリジナルのインポート・ユーティリティ(imp)と類似していますが、これらは完全に別のユーティリティであり、これらのファイルは互換性がありません。






   
◎ エクスポート/インポート(exp/imp)を用いたデータ移行
       |-エクスポート/インポート(exp/imp)について
       |-移行モードごとの移行対象オブジェクトについて
     
|-exp/impを使用したデータ移行手順

   
◎ DataPump(expdp/impdp)を用いたデータ移行
       |-DataPump(expdp/impdp)について
     
|-DataPump(expdp/impdp)を使用したデータ移行手順

   
◎ SQL*Loaderを用いたデータ移行
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|-SQL*Loaderを使用したデータ移行手順

   ◎ OracleGoldenGateを用いたデータ移行
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