ユーザ管理バックアップとRMANバックアップの違い
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ユーザ管理バックアップとRMANバックアップの違い


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ユーザ管理バックアップとRMANバックアップの違い



本項では、Oracleのユーザ管理バックアップとRMANバックアップの違いについて説明します。両方のバックアップ方式ともに、広義な意味でいうと物理バックアップに該当し、データベースを構成するファイルを物理的に別の媒体へコピーすることを目的としたバックアップとなります。

上記のようにユーザ管理とRMANのバックアップ・リカバリ方式は、広義な意味では同じであっても、詳細な方式に目を向けると全くことなるものとなります。以下の表にそれぞれのバックアップ・リカバリ方式の違いやどういうケースで用いられるのかを纏めました。


バックアップ・リカバリ方式
 ユーザ管理バックアップ・リカバリ RMANバックアップ・リカバリ
概要 ・Oracleインスタンスを介さない
・OSコマンドとSQLを用いて制御する
・バックアップリストアファイルの選択や配置を管理者が決定する

 ・Oracleインスタンスを介する
・RMANコマンドを用いて制御する
・RMANがバックアップリストアファイルの選択や配置を適切に行う。（※設定により管理者制御も可能）
バックアップイメージ図 ユーザ管理バックアップイメージ RMANバックアップイメージ
どういう状況で用いられる？ Oracleに負荷をかけずに、OSやストレージシステムの機能を用いてOracle構成ファイルをバックアップしたい場合に用います。ただしユーザ管理バックアップは、整合性を保持するためにバックアップモードで取得する必要があります。

 Oracleのバックアップ管理を容易かつ柔軟に行いたい場合に用いられる。Oracle標準ユーティリティとなるため、圧縮、高速バックアップなど様々な機能が準備されており制御もRMANが実施する。




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　　　　　　|-ユーザ管理バックアップ手順
　　　　　　|-ユーザ管理表領域リカバリ手順
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　　　　　　|-ユーザ管理制御ファイルリカバリ手順

　　　＜RMANバックアップ＞
　　　　　　|-RMAN（Recovery Manager）とは
　　　　　　|-RMANイメージコピーとバックアップセット
　　　　　　|-RMANフルバックアップと増分バックアップ
　　　　　　|-RMANのデフォルト構成の表示
　　　　　　|-RMANリポジトリの管理
　　　　　　|-RMANの起動とデータベース接続
　　　　　　|-RMANのバックアップ情報確認方法

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