RMANイメージコピーとバックアップセット

実践オラクルデータベース構築・運用

オラクルデータベース構築オラクルデータベース運用SQL書式PL/SQL書式Oracle Master試験

TOP オラクルデータベース構築 Oracleバックアップ・リカバリ手順

RMANイメージコピーとバックアップセット



スポンサードリンク



RMANイメージコピーとバックアップセット


RMANのバックアップ保存方法は、「バックアップセット」と「イメージコピー」の2種類のバックアップ形式があります。本項では、この2種類のバックアップ形式の特徴について紹介致します。

私個人的には、RMANの機能を最大限に活用するにはバックアップセットがおススメです。

以下の表にそれぞれの特徴を纏めてみました。

バックアップ形式 バックアップセット イメージコピー
概要 複数のデータファイルや制御ファイルを1つのバックアップセットとして取得しRMAN独自のファイル形式で保存します。バックアップセットは論理単位のため、複数チャネルでバックアップを取得した場合には、1つのバックアップセットに複数の物理バックアップが構成されます。また バックアップセットでは圧縮がサポートされるため、領域を節約が可能です。
バックアップファイルが1つのデータファイルや制御ファイルに対して1つ作成されます。イメージコピーでバックアップを取得する場合、データベースファイルと同じサイズの領域が必要になり、OSコピーによるバックアップ取得と基本的には同じです。OSコピーとの違いとしては、バックアップ時ブロックチェックやバックアップ情報のRMANリポジトリ管理などがあります。

メリット @ バックアップ時に未使用ブロックを含まないためバックアップファイルサイズが小さい
A 増分バックアップが取得可能
B テープ装置にも保存可能


@ OSコマンドでリストア可能
デメリット @ RMANを使用しないとリストア出来ない @ バックアップ時に未使用ブロックを含むためバックアップファイルサイズが大きい
A 増分バックアップが取得出来ない
B 保存先はディスクのみ





   <ユーザ管理バックアップ>
      |-ユーザ管理バックアップとRMANバックアップの違い
      |-ユーザ管理バックアップ手順
      |-ユーザ管理表領域リカバリ手順
      |-ユーザ管理データベースリカバリ手順
      |-ユーザ管理制御ファイルリカバリ手順

   <RMANバックアップ>
      |-RMAN(Recovery Manager)とは
      |-RMANイメージコピーとバックアップセット
      |-RMANフルバックアップと増分バックアップ
      |-RMANのデフォルト構成の表示
      |-RMANリポジトリの管理
      |-RMANの起動とデータベース接続
      |-RMANのバックアップ情報確認方法





スポンサードリンク

リンク集 / 免責事項サイトマップ問い合わせ
Copyright (C) 2013  実践オラクルデータベース構築・運用  All rights reserved