RMANの起動とデータベース接続

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RMANの起動とデータベース接続



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RMANの起動とデータベース接続



RMAN(RecoveryManager)のコマンドラインインタフェースを起動する方法およびデータベースに接続する方法について説明します。バックアップやリカバリは、RMANでターゲットデータベースに接続後に実行する必要があるため、正しい接続方法を理解しましょう。


(1)データベースへの接続なしでのRMANの起動
データベースに接続せずにRMANを起動するには、オペレーティング・システムのコマンドラインで引数なしのRMANコマンドを実行します。RMANプロンプトの表示後、別のコマンドを実行してターゲット・データベース、リカバリ・カタログ・データベースまたは補助データベースに接続できます。
C:\Windows\system32>rman

Recovery Manager: Release 11.2.0.2.0 - Production on 金 3月 15 09:03:33 2013

Copyright (c) 1982, 2009, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

RMAN>



(2)ターゲットデータベースへの接続
OSコマンドラインから直接ターゲットデータベースに接続する方法とRMAN起動後にCONNECTコマンドで接続する方法を紹介します。接続モードは、CATALOGが指定されていない場合(リカバリカタログに接続しない場合)は、デフォルトでNOCATALOGモードの接続になります。※CATALOGとNOCATALOGがイメージ出来ない方は、「RMANリポジトリの管理」を参照ください。

  (2−1) OSのコマンドラインから直接ターゲットデータベースへ接続します。
C:\Windows\system32>rman target /

Recovery Manager: Release 11.2.0.2.0 - Production on 金 3月 15 09:22:53 2013

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ターゲット・データベース: XE (データベースID=2669714501)に接続されました

RMAN>


  (2−2) RMAN起動後、CONNECTコマンドでターゲットデータベースへ接続します。
C:\Windows\system32>rman

Recovery Manager: Release 11.2.0.2.0 - Production on 金 3月 15 09:03:33 2013

Copyright (c) 1982, 2009, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

RMAN> connect target /

ターゲット・データベース: XE (データベースID=2669714501)に接続されました

RMAN>

※SQL*PlusでSYSユーザー接続する場合、必ず「AS SYSDBA」もしくは「AS SYSOPER」オプションを指定しますが、RMANでターゲット・データベースに接続する場合、SYSユーザーは暗黙的に特殊な権限であるSYSDBA権限の「AS SYSDBA」接続となっているため、オプションの指定が不要です。



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