基本レプリケーション方式

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基本レプリケーション方式




基本レプリケーション方式


本項では、Oracleの基本レプリケーションについて紹介します。基本レプリケーションとは、別名マテリアライズドビューレプリケーションと呼ばれます。別名にあるように、マテリアライズドビューを使用した、レプリケーションです。マテリアライズドビューは、ある単一の時点のマスタサイト表の完全コピーまたは部分コピーで、読取り専用または更新可能を選択できます。

●レプリケーション方式
マテリアライズドビューをリフレッシュすることで、マスタ表のデータとレプリケート(同期)されサイト間の整合性をとります。マテリアライズドビューは、固定スケジュールまたはオンデマンドでのリフレッシュの実行時期を制御出来、リフレッシュの際には、マスタ表の行データがプルダウンされ、マテリアライズド・ビューサイトに適用されます。

基本レプリケーションイメージ

読取り専用マテリアライズドビュー
読み取り専用マテリアライズドビュー
更新可能マテリアライズドビュー
更新可能マテリアライズドビュー


基本レプリケーションの特徴

マテリアライズドビューサイトは読み取り専用と更新/読み取りの選択可
マスタサイトの複製サイト(マテリアライズドビューサイト)は、読み取り専用と更新/読み取りの構成が可能

すべてのライセンスで使用可
Standard Editionから使用可能


トリガの使用
トリガ(TRIGGER)を作成したマテリアライズドビューリフレッシュが可能

非同期のみ
リフレッシュ時のデータの同期は非同期のみ


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<<OracleDatabaseレプリケーション方式の比較表>>
レプリケーション方式 同期方式 費用
※ライセンス
待機系
(レプリケーション先)
レプリケーション元への影響
参照処理 更新処理
スタンバイデータベース

×
非同期のみ

すべてのライセンスで使用可
×
不可
×
不可

影響なし
DataGuard


同期・非同期

EEのみ

ロジカルスタンバイのみ
×
不可

影響なし
ActiveDataGuard


同期・非同期
×
EE+オプション

×
不可

影響なし
基本レプリケーション

×
非同期のみ

すべてのライセンスで使用可


更新可能マテリアライズドビューのみ
×
マテリアライズドビューのトリガー負荷
アドバンスト・レプリケーション


同期・非同期

EEのみ


×
マテリアライズドビューのトリガー負荷
※各レプリケーション方式の詳細は、上記リンク先に説明しております。



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