インスタンスとデータベース構成
Oracleでは管理単位として「インスタンス」という用語を使います。
Oracleインスタンスとは、「バックグランドプロセス」+「共有メモリ(SGA)」のことです。インスタンス=データベースでないことを認識しておきましょう。
以下にインスタンスとデータベースの関係性がイメージしやすいように、シングル構成(1対1構成)とRAC(Real Application Clusters)構成を比較したイメージ図を紹介します。
上記の左図のようにインスタンスとデータベースが1対1で対応していれば、データベースをインスタンスと呼んでも問題ありません。しかし右図のようなRAC構成では、インスタンスとデータベースが1対1で対応しないため、データベース=インスタンスではないことが分かると思います。RAC構成の場合は、一般的にはRACを構成するノード数だけインスタンスが存在します。
<オラクルデータベース概要(豆知識)>
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