Oracleのバックアップ・リカバリ

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Oracleのバックアップ・リカバリ


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Oracleのバックアップ・リカバリ



1 バックアップ・リカバリ前提知識

以下にOracleバックアップ・リカバリ処理を実施する前提知識として知っておく必要な情報を紹介します。

@データベースを構成するファイルは、データファイル制御ファイルREDOログファイルの3種類になります。
※REDOログファイルデータベースに対する変更履歴データになります。このREDOログファイルを使ってデータを最新の情報へ戻すことをロールフォワードといいます。UNDO情報はデータを過去に戻すために存在し、ロールバックの際に使用します。

AOracleは内部時間を表す番号としてシステムチェンジナンバー(SCN)が存在します。

Bチェックポイント(CKPT)は、バッファキャッシュ上のデータとディスク上のデータの同期をとることです。

Cインスタンスリカバリは、インスタンスが異常終了した際にOracleが次回起動時に自動でリカバリを行うことです。

DOracleには起動までに4つの状態が存在します。



2 データベースリカバリ

@データベース全体をリカバリする際は、「RECOVER DATABASE」を実行します。
A表領域をリカバリする際は、「RECOVER TABLESPACE "表領域名"」を実行します。
Bデータファイルをリカバリする際は、「RECOVER DATAFILE "データファイル名"」を実行します。

RMAN(RecoveryManager)を使用することでブロック単位でのリカバリも可能になります。



<オラクルデータベース概要(豆知識)>

 ・『OracleとディスクI/Oについて
 ・『Oracleの様々なプロセスについて
 ・『Oracleとキャッシュメモリについて
 ・『Oracleの起動と停止について
 ・『Oracleへのアプリケーション接続について
 ・『Oracleのデータ構造について
 ・『Oracleの待機とロック』について

 ・『REDOとUNDOについて
 ・『Oracleのバックアップ・リカバリについて
 ・『Oracleのデータ管理について
 ・『オプティマイザと共有プールについて
 ・『インスタンスとデータベース構成について
 ・『SQL*PlusとiSQL*Plus』について




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