初期化パラメータ「utl_file_dir」の変更

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初期化パラメータ「utl_file_dir」の変更


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(2) 初期化パラメータ「utl_file_dir」の変更


<LogMinerを用いたアーカイブログ解析手順>

  (1) LogMinerによるアーカイブログ解析事前準備
  (2) 初期化パラメータ「utl_file_dir」の変更

  (3) LogMinerディクショナリファイル作成
  (4) LogMinerアーカイブログ解析
  (5) アーカイブログ解析結果確認
  (6) LogMinerによるアーカイブログ解析事後処理


本項では、初期化パラメータ「UTL_FILE_DIR」を変更する手順を紹介します。

LogMinerによるアーカイブログ解析を行う際は、PL/SQLパッケージDBMS_LOGMNRを用います。UTL_FILE_DIRにより、PL/SQLによるファイルI/Oに使用するディレクトリを1つ以上指定できます。複数のディレクトリを指定する場合、初期化パラメータファイルの別々の行で各ディレクトリに対するUTL_FILE_DIRパラメータを繰り返す必要があります。このパラメータで指定したすべてのファイルは、すべてのユーザーが読取りまたは書込みできます。そのため、このパラメータで指定されたディレクトリ内の情報は、すべてのPL/SQLユーザーの信頼性が確認されている必要があります。


 1) UTL_FILE_DIR確認  

SQL> show parameter utl_file_dir

NAME     TYPE      VALUE
--------- ----------- ------------------------------
utl_file_dir   string

※初期化パラメータが設定されていないことを確認する。


 2) UTL_FILE_DIR変更  

SQL> alter system set utl_file_dir='/tmp/archivelog_trace20121221/' scope=spfile;

システムが変更されました。



 3) 変更後のUTL_FILE_DIR確認  

SQL> show parameter utl_file_dir

NAME     TYPE      VALUE
--------- ----------- ------------------------------
utl_file_dir   string      /tmp/archivelog_trace20121221/

※初期化パラメータに/tmp/archivelog_trace20121221/が設定されていることを確認する。



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    ◎-Oracle LogMinerを用いたアーカイブログ解析




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