REDOログバッファ書き込み待ち回数確認

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REDOログバッファ書き込み待ち回数確認


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REDOログバッファ書き込み待ち回数確認



本項では、REDOログバッファ書き込み待ち回数の確認手順を紹介します。


REDOログバッファ書き込み待ち回数は、REDOログバッファに書き込むREDOエントリで競合が起きているか回数になります。この値は限りなくゼロに近い値になるのが望ましいとされています。 この値が増加傾向にある場合には、REDOログバッファ内の領域を待機する必要があった事を表しているので、必要に応じてLOG_BUFFERの値を大きくします。

<< 参考情報(KROWN#18227) >>
v$sysstatの「redo log space requests」は、REDOログバッファに対して REDOエントリを書込む時ではなく、REDOログファイルに対して REDOエントリを書き込む時に空き領域がないために待機した回数になります。 そして今回ピックアップしているREDOログバッファ内の領域を待機した回数(REDOログバッファ書き込み待ち回数)が「redo buffer allocation retries」となります。



1.データベースサーバへoracleユーザログインする。
$ssh oracle@server01
パスワード: ******* (パスワードを入力)


2.データベースへ接続する。
$sqlplus /nolog

SQL> connect sys/****** as sysdba
接続されました。


3.ライブラリキャッシュヒット率を確認する。
SQL> select nvl(sum(ret.value)/sum(ent.value),0) * 100 from v$sysstat ret, v$sysstat ent where ret.name = 'redo buffer allocation retries' and ent.name = 'redo entries';

※v$ビュー(動的パフォーマンスビュー)は、インスタンス毎に情報を保持しております。よってRAC(Real Application Clusters)構成の場合、インスタンスごとにご確認する必要があります。


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    ● バッファキャッシュヒット率確認

    ● ライブラリキャッシュヒット率確認

    ● 表領域使用率確認

    ● REDOログバッファ書き込み待ち回数確認

    ● オブジェクトIDからオブジェクト名確認

    ● Oracle初期化パラメータ確認

    ● Oracle隠しパラメータの確認



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