表領域の管理方法には、「ローカル管理」と「ディクショナリ管理」があります。
ローカル管理表領域は、空きエクステントをビットマップにて管理する。 エクステント1つに対し1ビットを割り当て、未使用なら0を、使用済みならば1をそのビットに入れる。
これによって、どの位置のエクステントが空いているのかを管理します。
ローカル管理の利点として、連続した空きエクステント領域が必要になった場合、 空き領域の追跡をOracleが自動的に行い結合も自動的に行われる点です。さらに、データディクショナリへの更新が発生しないためUNDOデータも発生せずパフォーマンス的にディクショナリ管理より優れています。ローカル管理は8iから登場した機能で、8iまではディクショナリ管理がデフォルトだったのだが、
9iからはこのローカル管理がデフォルトとなっています。
ディクショナリ管理表領域は、データディクショナリで空きエクステント領域の管理を行います。表領域内の各セグメントに、異なるパラメータを柔軟に指定できます。また、ディクショナリ管理では、表領域のエクステントのサイズを変更することができます。変更後は、新しく作成されたオブジェクトに対して適用されます。ローカル管理では、エクステントの変更はできません。
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