Oracleジョブの優先度付け

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Oracleジョブの優先度付け


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Oracleジョブの優先度付け


本項では、Oracle Schedulerジョブの優先度付けについて説明します。

Oracle Schedulerジョブに優先度を付けることが出来ます。これらのオブジェクトでは、例えばジョブコンシューマグループに関連付けることによって、ジョブに優先度を付けたりします。グルーピングはジョブクラスを用いて行います。これにより、これらのジョブに割り当てられるリソースの量が制御することが可能になるのです。


ジョブクラスについて
ジョブ・クラスでは、ジョブをグループ化して優先度を付けることができます。データベースとともに作成されるデフォルトのジョブ・クラスがあります。ジョブ・クラスを指定せずにジョブを作成すると、ジョブはこのデフォルトのジョブ・クラス(DEFAULT_JOB_CLASS)に割り当てられます。デフォルトのジョブ・クラスでは、EXECUTE権限がPUBLICに付与されているため、ジョブの作成権限を持つすべてのデータベース・ユーザーは、デフォルトのジョブ・クラスにジョブを作成できます。


ジョブの優先度設定
「ORA_JOB1」の優先度を1にします。SET_ATTRIBUTEプロシージャを使用し、属性「job_priority」を変更します。
SQL> BEGIN
DBMS_SCHEDULER.SET_ATTRIBUTE (
name => 'ORA_JOB1',
attribute => 'job_priority',
value => 1);
END;
/


SQL>


ジョブの優先度設定の確認方法
「ORA_JOB1」の優先度を確認します。
SQL> SELECT JOB_NAME, JOB_PRIORITY FROM DBA_SCHEDULER_JOBS;

JOB_NAME                JOB_PRIORITY
-------------------------- ------------
ORA_JOB1                1




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