スポンサードリンク
Oracleジョブの優先度付け
本項では、Oracle Schedulerジョブの優先度付けについて説明します。
Oracle Schedulerジョブに優先度を付けることが出来ます。これらのオブジェクトでは、例えばジョブコンシューマグループに関連付けることによって、ジョブに優先度を付けたりします。グルーピングはジョブクラスを用いて行います。これにより、これらのジョブに割り当てられるリソースの量が制御することが可能になるのです。
●ジョブクラスについて
ジョブ・クラスでは、ジョブをグループ化して優先度を付けることができます。データベースとともに作成されるデフォルトのジョブ・クラスがあります。ジョブ・クラスを指定せずにジョブを作成すると、ジョブはこのデフォルトのジョブ・クラス(DEFAULT_JOB_CLASS)に割り当てられます。デフォルトのジョブ・クラスでは、EXECUTE権限がPUBLICに付与されているため、ジョブの作成権限を持つすべてのデータベース・ユーザーは、デフォルトのジョブ・クラスにジョブを作成できます。
|
ジョブの優先度設定
「ORA_JOB1」の優先度を1にします。SET_ATTRIBUTEプロシージャを使用し、属性「job_priority」を変更します。
SQL> BEGIN
DBMS_SCHEDULER.SET_ATTRIBUTE (
name => 'ORA_JOB1',
attribute => 'job_priority',
value => 1);
END;
/
SQL>
|
ジョブの優先度設定の確認方法
「ORA_JOB1」の優先度を確認します。
SQL> SELECT JOB_NAME, JOB_PRIORITY FROM DBA_SCHEDULER_JOBS;
JOB_NAME JOB_PRIORITY
-------------------------- ------------
ORA_JOB1 1
|
◎-Oracleジョブのネーミングルール
◎-Oracleジョブ作成前準備(プログラム作成)
◎-Oracleジョブ作成前準備(スケジュール作成)
◎-Oracleジョブ作成
◎-Oracleジョブ変更
◎-Oracleジョブ停止
◎-Oracleジョブ削除
◎-Oracleジョブ無効化・有効化
◎-イベントを使用したOracleジョブの開始
◎-Oracleジョブチェーン作成
◎-Oracleジョブの優先度付け
◎-Oracleジョブの監視
|
スポンサードリンク
|