    
スポンサードリンク
本項では、Oracle RAC（Real Application Clusters）11gR2構築手順を紹介しております。
Oracle RACは、複数のサーバーを関連付けて単一のシステムとして動作するように構成します。
Oracle Databaseの冗長構成には、RAC構成の他にサードパーティ製を用いたHA（High Availability）構成やRAC One Node構成がありますが、「可用性」・「負荷分散」・「拡張性」を考えた時、RAC構成が優位となります。
～RAC構成の特徴～
 可用性
⇒データベースを複数のインスタンスで管理しているため、あるノードでハードウェア障害が発生しても、他ノードのOracleインスタンスに接続しているアプリケーションは処理を継続することが可能です。
負荷分散
⇒複数のインスタンスで管理しているため、接続要求を負荷の低いノードに振り分けることで、負荷分散を実現できます。
拡張性
⇒容易にインスタンスを追加でき、ノードとインスタンスを追加することでシステム全体としての処理能力を向上できます。
|
以下の流れでOracle RAC構築手順を紹介しております。
＜前提知識＞-11gR2 新機能
①-RACインストール環境準備
②-Grid Infrastructureインストール
③-Oracle Databaseインストール
④-Oracle Net設定
⑤-データベース作成
⑥-パッチ適用(RAC環境）
※RAC構築を行うにあたり、私が主に参考にしたOracleのマニュアルが以下になります。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
◎ Oracle Databaseインストレーション・ガイド 11gリリース2 (11.2) for Linux
http://docs.oracle.com/cd/E16338_01/install.112/b56273/toc.htm
◎ Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド 11gリリース2(11.2)for Linux
http://docs.oracle.com/cd/E16338_01/install.112/b56271/toc.htm
◎ Oracle Database 2日でReal Application Clustersガイド 11gリリース2(11.2)
http://docs.oracle.com/cd/E16338_01/rac.112/b56291/toc.htm
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
|
スポンサードリンク
|
