バッファキャッシュヒット率確認

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バッファキャッシュヒット率確認


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バッファキャッシュヒット率確認


本項では、OracleDatabaseのバッファキャッシュヒット率の確認手順を紹介します。

〜バッファキャッシュヒット率について〜

データが格納されるSGA内のメモリー領域がバッファキャッシュになります。バッファキャッシュヒット率とは、ディスク・アクセスを行わずにバッファキャッシュ内でSQL処理で要求されたデータブロックが検出される割合を指します。

バッファキャッシュヒット率を監視する際の、一般的な閾値として90%が推奨されています。



1.データベースサーバへoracleユーザログインする。
$ssh oracle@server01
パスワード: ******* (パスワードを入力)


2.データベースへ接続する。
$sqlplus /nolog

SQL> connect sys/****** as sysdba
接続されました。


3.バッファキャッシュヒット率を確認する。
SQL> select round(((1-(phy.value/(cur.value+con.value))) * 100),8) from v$sysstat cur,v$sysstat con,v$sysstat phy where cur.name = 'db block gets from cache' and con.name = 'consistent gets from cache' and phy.name = 'physical reads cache';


※v$ビュー(動的パフォーマンスビュー)は、インスタンス毎に情報を保持しております。よってRAC(Real Application Clusters)構成の場合、バッファキャッシュヒット率はインスタンスごとにご確認する必要があります。


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    ● バッファキャッシュヒット率確認

    ● ライブラリキャッシュヒット率確認

    ● 表領域使用率確認

    ● REDOログバッファ書き込み待ち回数確認

    ● オブジェクトIDからオブジェクト名確認

    ● Oracle初期化パラメータ確認

    ● Oracle隠しパラメータの確認




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