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ジェイソン流お金の増やし方(ぴあ)厚切りジェイソン

Book Summary
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レビュー

日本では、お金の話を語っていると下品とされる傾向が昔から根強くあります。お金を第一に考えるのではなく、真面目に働き、人のために働き、自身が一所懸命に働いた結果に得る対価がお金であるという美徳精神があるからです。また、お金にはどこか踏み込んではいけないタブーのような世界観があり、「お金を増やす方法」や「お金の賢い使い方」などは誰も教えてくれません。

しかし、ジェイソンさんはこれこそが一番もったいないことだと言います。

お金の有無は生活に直結するものなのにお金の仕組みについて知らず、誰もが簡単に増やす方法(投資)があるのに、それに触れずに(胡散臭い、詐欺だと訝り)過ごしているのは損以外の何者でもないからです。ジェイソンさんは、若いうちから真剣にお金と向き合い、収入増(自身の市場価値を上げる営み)と支出源(徹底した節約)に取り組み、捻出したお金で資産を増やす仕組み(投資による資産運用)を作り上げました。その結果、資産運用だけで家族全員が安心して一生暮らしていける資産を15年で築きあげたのです。

本の中でジェイソンさんは、自身の経験を紹介しながらお金に向き合い勉強する必要性や、節約による支出減がお金を増やす第一歩であると説明してくれています。

本書のPoint
「Why!? お金を増やしたいのにどうしてなにもしないの?」
「収支ー支出」を最大化し資産を大きくするために「とにかく行動しよう!」というメッセージが書かれたパートです。資産形成で重要なのは「収支ー支出」を最大化して資産を増やすことです。 「収支ー支出」を最大化できるような行動を習慣化することが重要です。お金を増やしたいのであれば、まずは自分の行動を見直して、スキルアップや株式への投資、節約をするための「行動」を実践しましょう。

<投資のポイント>
・銀行にお金を預けてもお金は増えない、投資をしないのは1番のムダ遣い
・投資をするのはお金に縛られずに自由に生活するため
・ 個別株は買わず、インデックスファンドを購入する
・ 日々の小さな節約を投資して複利の効果で増やす
「お金を増やすための最初の第一歩は支出を減らす」

<<お金を増やす第一歩として、著者は倹約から始めることをおすすめ>>
 ・自販機やコンビニでペットボトル飲料を買わない
 ・ なるべくコンビニに行かない
 ・ 交通手段はなるべく歩く
 ・ より安いスーパーで大量買い&割引買い
 ・ スペックが大して変わらないなら安い代替品で対応
 ・ 洋服は基本買わない or お下がり
 ・ 飲み会には基本行かない
 ・ ジムは公共施設を活用する
 ・ サブスクを見直す
 ・ ポイント倍増に騙されない・ご褒美遣いをしない
 ・ 欲しいモノは少し待ってから安いモノを買う
 ・ 家族がお金に対して同じ価値観を持つ

「資産形成は自分の人生を手に入れる手段」

著者が資産形成をする理由は2つです。
・家族を守れるという安心のため
・自分の人生の選択肢を増やすため
資産形成で貯めたお金は目的ではなく、自由な人生を楽しむための切符みたいなものです。資産形成は人生を楽しむための1要素でしかありません。人生を楽しむ1要素として、
「節約する」+「VTI(米国株式ETF)に投資する」+「待つ(長期間運用を続ける)」
を実践してみましょう!
本書の目次

CHAPTER.1
「Why!? お金を増やしたいのにどうしてなにもしないの?」

CHAPTER.2
「お金を増やすための最初の第一歩は支出を減らす」

CHAPTER.3
「ジェイソン流、お金を増やす10の方法」

CHAPTER.4
「資産形成は自分の人生を手に入れる手段」

<コラム>
・「良い借金」と「悪い借金」など

著者・出版

厚切りジェイソン

生年月日:1986年4月9日
出 身 地:アメリカ
身    長:186cm

1986年アメリカ ミシガン州生まれ。17歳でミシガン州立大学に飛び級で入学。卒業後、イリノイ大学大学院に進み、修士課程を修了。現在もIT企業の役員も務めており、学校で必須化されたプログラミングにも対応可能。また、独自の節約術などお金に対する考え方が好評を得ており、新たな一面を見せている。今年はドラマ・映画など演技も頑張っていくジェイソンに大注目!

IT企業(テラスカイ)役員とワタナベエンターテインメント所属のお笑い芸人の両輪で活躍
15年間の投資経験があり、35歳で家族を養える経済的自立(FIRE)を達成


【レギュラー番組】
▼NHK-Eテレ「えいごであそぼ with Orton」
▼NHK-Eテレ「Why⁉プログラミング」
▼NHKworld「Japan’s Top Inventions」

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